雪恋〜ゲレンデで恋して〜
片づけが終わった頃、電話がなった。


「もしもし?」


出ると、シンくんからの帰ったコールだった。


「もしもし?家ついた。なんか、いっつも夜遥といたから、寂しいんだけど…」


なんか、嬉しい。あたしもそう思ってたから…


「あたしも…ってかシンくんがそんなこと言ってくれて嬉しい」


そう返すと…


「うん…てか体大丈夫?俺さ、我慢するとか言って、こっち帰ってきた当日に…」


「謝らないで。あたし嬉しいって言ったでしょ?」


言葉を遮った。ホントは少し下腹部が痛いけど、当たり前の事だし…


「そっか…でさ、明日暇?」


そう言ってきたので、


「ヒマヒマ〜」


と明るく答える。会えるのかな?


「じゃあデートしよう。デートらしいことしてないじゃん俺たち」


そう言ってくれたので、


「うん!」


と電話なのに首まで頷いてしまった。


明日むかえに来てくれる事になって、時間を決め電話を切った。


何着ようかな…


いろんな服を引っ張り出して鏡の前で合わせる。


せっかく片付けた部屋はあっという間に服でごちゃごちゃになった。


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