Smoke ♥ Kiss



でも、今回は教室じゃダメだよな.....。


「俺んち行くか」


鈴音んちのことも考えて言ったつもりなのに、鈴音の顔が真っ赤になった。
こいつ、もしかして.....

「何も、しませんよね?」


やっぱり。


「今回はマジメな話だからな」

「ほんとに?」


頷いた後で心の中で付け足した。

―――俺が耐え切れたら、な.....。



言葉にしなかったおかげで、鈴音は簡単に警戒心を解いた。











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