Smoke ♥ Kiss
"大して広くないけど、狭くはない部屋"
俺が始めてこの部屋に来て感じたこと。
こいつも同じように感じてる気がして、なんとなく笑えた。
"必要最低限"よりは確実に広いと思う。
俺は割と几帳面だから、それなりに掃除はしてある(はず)。
「どうした?」
固まっている鈴音に声をかけると、何だか不安になってきた。
部屋が汚すぎて幻滅された、とか無いよな?
「え?あ、男の人の部屋、初めてだから....」
「緊張?」
「ちょっと....」
何だか全てが愛しくて、無意識のうちに頭にキスを落としていた。