きみに守られて
優里は無言まま涙を流していた。
「ほらぁ。
やっぱりブルーになってるじゃないか」

「うん、でも平気だもん」
空がどこまでも青い、
そんな言葉がよく似合う、
鮮やかな青色をしていた。
        

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