きみに守られて
過去のユリツキなら、
社会のルールや、
自制心が心を止めたが、
この世界に彼を止められる常識は皆無。
夜の闇を駆け抜けるどうもうな生き物に、
直ぐテレビ局は集まり、
警察が機動隊を出す。
人々は初めての経験であろう恐怖を知る。
躊躇なく殺戮を繰り返す男は、
地上にいる全人間を滅ぼそうとしている、
形相であった。
生きた心臓を掴み、
抜き取り、
高々と腕を上げてユリツキは叫ぶ。
「これが!
お前たちが大好きな事だろうが!
待ってろ!今そこに行く!」
(ぼくはもう、
取り返しがつかない程、
沢山の心を殺めた。
自分が生きる為だけに殺めた。
知らないフリがいつしか、
取り返しがつかない程の場所まで
ぼくは来ていた。
もう、戻れない・・。
戻れるわけがない・・。)
人の心臓を握りつぶして
包囲していたテレビ局の人間や
警察官に向かって歩き出す姿、
一部始終が全国に生中継された。
拳銃を撃ち込んでも、
あらゆる兵器もユリツキの
足を止められない。
社会のルールや、
自制心が心を止めたが、
この世界に彼を止められる常識は皆無。
夜の闇を駆け抜けるどうもうな生き物に、
直ぐテレビ局は集まり、
警察が機動隊を出す。
人々は初めての経験であろう恐怖を知る。
躊躇なく殺戮を繰り返す男は、
地上にいる全人間を滅ぼそうとしている、
形相であった。
生きた心臓を掴み、
抜き取り、
高々と腕を上げてユリツキは叫ぶ。
「これが!
お前たちが大好きな事だろうが!
待ってろ!今そこに行く!」
(ぼくはもう、
取り返しがつかない程、
沢山の心を殺めた。
自分が生きる為だけに殺めた。
知らないフリがいつしか、
取り返しがつかない程の場所まで
ぼくは来ていた。
もう、戻れない・・。
戻れるわけがない・・。)
人の心臓を握りつぶして
包囲していたテレビ局の人間や
警察官に向かって歩き出す姿、
一部始終が全国に生中継された。
拳銃を撃ち込んでも、
あらゆる兵器もユリツキの
足を止められない。