冗談じゃない!~ヤンキー先生と秘密のⅩゲーム~
「先輩!なんでこんなところで寝てるんですか?風邪ひくじゃないですか!」
後ろを振り返ると、赤族の後輩で、今は教育実習に来ている
片岡賢悟が、腰に手を当てて立っていた。
「すまない。ちょっと疲れた。」
「先輩みたいな人でも疲れたなんて言うんですね。
みんなが聞いたらショックだと思いますよ?
伝説のチョーが疲れたなんて言ってたって!」
「お前、性格悪いな。」
「そんなことないですよ。僕はみんなの気持ちを素直に表現したまでです。」
「つか、学校の中では先生だろ?」
「やっと気付いた。やっぱり先生疲れてるんですね。」
フッと笑うと、崎冬馬は言った。
「やっぱお前、性格悪いわ。
ありがとうな。なんか復活したよ。」
こいつは人の心を動かす力がある。言葉にそれがにじみ出てるんだ……
崎冬馬は1人頷いた。