キミガイタ120日


その次の日の朝。






あたしは公園のベンチでリュウを待っていた。



そう、今日からリュウは学校に行くことになったのだ。








「待たせたな。」



そう言いながらリュウがやってきた。

制服に身を包んで。







やばい♪


制服姿のリュウもまたカッコいいッ!







「なんか変な感じ~。リュウって高校生だったんだね(笑)」





「うるせぇなぁ~…。良いから行くぞ。」






そう言ってリュウは歩き出した。






なんか制服を着ているせいか、照れているリュウ。



可愛い奴♪(笑)










そのときだった。











「よう。」








リュウに声を掛けた男がいた。





その声は、

─スギウラサトルだった。


< 105 / 123 >

この作品をシェア

pagetop