キミガイタ120日
その次の日の朝。
あたしは公園のベンチでリュウを待っていた。
そう、今日からリュウは学校に行くことになったのだ。
「待たせたな。」
そう言いながらリュウがやってきた。
制服に身を包んで。
やばい♪
制服姿のリュウもまたカッコいいッ!
「なんか変な感じ~。リュウって高校生だったんだね(笑)」
「うるせぇなぁ~…。良いから行くぞ。」
そう言ってリュウは歩き出した。
なんか制服を着ているせいか、照れているリュウ。
可愛い奴♪(笑)
そのときだった。
「よう。」
リュウに声を掛けた男がいた。
その声は、
─スギウラサトルだった。