ローソ

｢
あの二人は実に面白い死に方だった…口の中に余ってたサラダを全部入れて、爆発するように頬が裂けてったよ。
次は三人…楓と修と松洋だ。内容は三人で殴りあって誰か人が気絶したらよしとする。制限時間は…30分だな。
｣


｢誰か一人が気絶…ってやりすぎじゃねぇの？｣

郁也が修たちの方を見る。修は下唇を噛み、下を見ていた。

｢楓…｣

｢え？｣

修が低い声で楓を呼ぶ。

｢ごめん｣

修は楓に殴りかかった。修のパンチはかなり痛い為、一発で楓は泣き始めた。

｢…｣

室内には、殴る音と悲鳴しかしなかった。

｢まつは何してればいいの…？｣

松洋も今回のミッションに参戦しているがただつったってるだけだった。