オレとコイツとアイツ
得意げな顔をしてチビな星羅は下からオレを見上げた。
「……和樹の誕生日か?!」
「ピンポーン!正解っ♪ちゃんと覚えててえらいじゃん!よしよし!」
星羅が背伸びして手を伸ばし、オレの頭を撫でてきた。
と、同時にオレの胸の鼓動が速くなる。
「ちょ…やめろ!!」
オレは星羅の手を払った。
「あれ〜?大河くん照れてるの?」
にんまり笑顔の星羅に思わず、
「…照れてなんかねーよ!星羅なんか女のうちに入らねぇっつーの!」
と、言ってしまった。
いつもならまた言い返してくるのに、今日は
「…そーだよね。」
と一瞬寂しそうな顔をした。
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