クロスロードラヴァーズ
颯真の手を自分の胸ぐらから離れさせ、火槌は彼の体をブンッとベッドに投げつけた。
予期せぬ出来事に、ふかふかのベッドの上で目を丸くして固まる颯真。
「甘ったれんじゃねえよ!勉強が面倒だから……将来が見えないから……だから、社長になる?おまえ、それでも親父と血が繋がった息子かよ!?」
「……。」
言い返す言葉が見つからず、颯真は俯いて押し黙った。
そんな彼に、火槌は僅かに表情を和らげて言う。
「学生の仕事は学校に通うことだ。社長として会社を運営していくことじゃねえ。それはわかるよな?」
「……ああ。けど……」