恋するために生まれた
「着替え終わったか?」
ドアごしにツバサが聞く。
「うん」
「開けるぞ?」
「どーぞ」
ツバサはドアを開けて
あたしを見るなり吹き出した。
「えっ…なに?なんか変?」
「やっぱ大き過ぎたみたいだな」
「しょーがないでしょっ」
ツバサはお腹を抱えて
まだ笑っている。
「そんなに変??」
むくれるあたしを見て
ツバサは笑うのをやめた。
「すっげーカワイイ」
あたしはその言葉で
もう死ぬんじゃないかってくらい
心臓がドキッとした。
「ほっ…褒めてもなんにも
出ないよーだ」
顔が赤いのに
気付かれたくなくて
あたしはそっぽを向いた。
「ユウ」
「ん?」
「俺、本気だから」
振り向くと
ツバサが真っ直ぐな目で
あたしを見ていた。
「おまえのこと、本気だから」
――息が止まるかと思った。
あたしもツバサが…好き。
そう言いたいのに
言葉にならない。
好き、って言葉じゃ軽すぎる。
今のあたしの気持ち
好き、なんて
一言じゃまとめられない。
今、目の前にいるツバサが
愛しすぎる。
ドアごしにツバサが聞く。
「うん」
「開けるぞ?」
「どーぞ」
ツバサはドアを開けて
あたしを見るなり吹き出した。
「えっ…なに?なんか変?」
「やっぱ大き過ぎたみたいだな」
「しょーがないでしょっ」
ツバサはお腹を抱えて
まだ笑っている。
「そんなに変??」
むくれるあたしを見て
ツバサは笑うのをやめた。
「すっげーカワイイ」
あたしはその言葉で
もう死ぬんじゃないかってくらい
心臓がドキッとした。
「ほっ…褒めてもなんにも
出ないよーだ」
顔が赤いのに
気付かれたくなくて
あたしはそっぽを向いた。
「ユウ」
「ん?」
「俺、本気だから」
振り向くと
ツバサが真っ直ぐな目で
あたしを見ていた。
「おまえのこと、本気だから」
――息が止まるかと思った。
あたしもツバサが…好き。
そう言いたいのに
言葉にならない。
好き、って言葉じゃ軽すぎる。
今のあたしの気持ち
好き、なんて
一言じゃまとめられない。
今、目の前にいるツバサが
愛しすぎる。