【禁断の恋】赤い嘘【完】
「俺達は結婚も出来ないし、子供だって……諦めなきゃいけない。でも俺は姫華と一緒にいられればそれでいい」


「私もだよ」


星矢の胸の温もりを覚えてしまった今、私は星矢から離れる事なんて出来ない。

誰がなんて言おうと、私は星矢と生きていく。


「ずっと一緒にいようね……?」


「あぁ。絶対に」


私達はギュッと抱き合い、お互いの意思を確認し合った。
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