【禁断の恋】赤い嘘【完】

高鳴る鼓動


「うわぁ……すごい」


テーブルの上に所狭しと置かれた美味しそうな料理に食欲がわく。


家に着くと星矢はすぐに夕飯作りにとりかかった。


ハンバーグにサラダ、コーンスープにオレンジゼリー。


どれもこれも私の大好物。

「いただきます!」


パチンと両手を合わせ、顔を綻ばせながら料理を口に運んでいく。
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