お家に帰ろう。
勢いに任せ、家を飛び出すと、

「マサ君!」

そこに、息を切らせた哲司が立っていた。


哲司は遥に、将人が帰ってきたら、すぐに連絡するように言っておいたのだ。


「どこ行くの?!どーするつもり?!」

走り出す将人を追い駆けながら、哲司は聞いた。

「あの男のとこから、明を連れ戻すんだよ!」

「場所知ってんのかよ!?」

「そんなもん、ずっと昔に調べてあんよ!」

「ちょっ、待てって!」

そんな将人の前を立ち塞ぐも、

「るせっ!」

払いのける将人の腕を掴み、

「ちょっと落ち着こうよ!」

食い止めようとする哲司だったが、

「落ち着いてられっかよ!持ってかれたんだぞ!アイツも!腹の子も!…冗談じゃねーぞ!」

つい、

「じゃあ、俺も行く!」

言ってしまったていた………

「…邪魔するつもりなら、いらねーからな!」

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