彼はみんなの王子サマ
2 LOVE
翌日…昨日のことなんてすっかり忘れたあたし。





教室でボーッとしていたら廊下が騒ついていた。





気になるけど確かめるのも面倒だから遠目でその様子を眺める。





栗色のポニーテールを揺らしながら息を切らしながら走ってくる梓美が視界に入った。





あたしは、それを他人事のようにぼんやりと見つめていた。





「王子様が…きた…!!1週間ぶりに…!!」




あたしの肩を掴み上下に揺すられる。




興奮してる梓美はなかなか止めようとしない、むしろスピードは増すばかりだ。



だんだん酔ってきて意識が朦朧としてきた。




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