小悪魔な幼なじみ




「おはよー!

今日も仲がよろしいようで安心です!」


正門前。

後ろからそんなことを言うのはただ1人しかいない。



「うるさいよ、梢」


「そんなことないってー!

いつものことじゃんか!」


いつものこと、って言うならもうちょっと静かにしてよね。



「おはよ、廉くん!

席替え、雫の隣になれるといいね」


あの…梢さん?

あなたは超能力者ですか?


なんで今さっきまであたしたちが話題にしてたことをサラッと言ってるんです?



「そうだね。

そろそろ席替えの神様が俺に微笑んでくれるよ」


「私、2人が隣になれるように席替えの神様に頼んどくね!」


「おー!マジで!ありがとな、鈴木!」


………あの、1つ疑問です。

席替えの神様ってどなた様ですか?



「でも私も雫の隣がいいなー」


「じゃあ雫の右サイドが俺で左サイドが鈴木でよくない?」


「あ!それいいかもー!

席替えの神様に一緒にお願いしようよ!」


「だなー!」


あの……完全に席替えの神様って定着してますけど、

そんな神様…いないですよね?


梢!廉!

しっかりしてよー!!








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