秘密の誘惑

胃痛

* * * * * *



翌日、絵美から電話が入りお昼を一緒に食べようと誘われた。


忙しくてずっと断っていたから行くと約束をした。



朝からディーンと裕美さんは出かけている。


夕方まで戻ってこないからいつもより多少はのんびり出来る。


そうは言っても溢れるほどの仕事の山なのだが。






「萌、こっち!」


社員食堂に顔を出すと窓際の席から絵美が手を振った。


先に食べていてと言った通りに食べかけのオムライスがテーブルの上に乗っている。




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