秘密の誘惑
「医者を呼ぼう」


額からの脂汗を見て萌の状態が普通でない事がわかる。



「大丈夫です!」



痛みに身体を折り曲げている。



「何を言っているんだ!」



その時、ソファーから落ちそうになるほどの激しい痛みに襲われた。



「萌!」


ディーンの声が遠くに聞こえる。



ディーン・・・。



萌はディーンの腕の中で意識を失った。




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