秘密の誘惑
「一緒に眠るよ 起きたらルームサービスを呼んでベッドの上で食べさせてあげよう」


「ディーン・・・」


初めての経験で戸惑う。



こんなに甘いディーンにも、慣れない自分はディーンを満足させる事が出来たのかも・・・。


ううん、未経験のあたしに満足できるわけがない。


前妻の美しい姿が脳裏をよぎり、萌はそれを払うようにギュッと目を閉じた。



「おやすみ 愛しい人」


唇に啄ばむようなキスを落とすと自分の胸に萌を引き寄せた。


ディーンの優しい腕のぬくもりを感じながら目を閉じた。


自分の身体が敏感になっている。


髪の毛の一本、一本まで。


興奮していて絶対に眠れないと思っていたが、しだいに眠気はやって来てディーンの唇を髪の毛に感じながら眠りについた。




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