あなたじゃなきゃダメ...
たろうが外で待っていてくれてるのを
思い出し慌てて外に出た。
たろうは笑顔で迎えてくれた。
「つぐと別れた。
ちゃんと納得してるよ。」
たろうに言うと私の手をひいて
海まで連れて行ってくれた。
砂浜の近くに座り
さっきの電話の内容を伝えた。
「何でななの気持ち
ちゃんとゆわんかったん?」
たろうに言われた。
「つぐにゆう事なかった。
いっぱい考えたけど
すがりつく程
つぐへの気持ちが
ななにはなかった。
だからななはすぐに納得した。」
私は答えた。