あなたじゃなきゃダメ...

たろうが外で待っていてくれてるのを

思い出し慌てて外に出た。

たろうは笑顔で迎えてくれた。

「つぐと別れた。

ちゃんと納得してるよ。」

たろうに言うと私の手をひいて

海まで連れて行ってくれた。

砂浜の近くに座り

さっきの電話の内容を伝えた。

「何でななの気持ち

ちゃんとゆわんかったん?」

たろうに言われた。

「つぐにゆう事なかった。

いっぱい考えたけど

すがりつく程

つぐへの気持ちが

ななにはなかった。

だからななはすぐに納得した。」

私は答えた。
< 35 / 359 >

この作品をシェア

pagetop