鏡の中のアタシ。
大学が見える距離まできて、いまさらながら緊張してきた。
知ってる人に、運良く会えたりしないかな?
なんて思いながら、キョロキョロしていた。
大学の近くて、女の子が1人でキョロキョロしていれば嫌でも目立つ。
知らない男の人に囲まれたりした。
ここにきて、初めて勝手に来てしまったことを後悔した。
危機感が足りない。
と、だいぶ昔に美緒に怒られたなぁなんて思い出していた。
人は、緊張しすぎると逆に冷静になるのかもしれない。
里菜は、少しずつ大学に近づいた。