地味なあたしと不良軍団

「んっ!?、」

「きゃー!お兄ちゃんだいたん///」
美紅は照れたように顔を赤くして歓声をあげた。

依奈は冗談じゃないと悠真を引き離そうとするが頭を押さえられていてできない。

舌まで入り込んできた。
「ふっ、」

いい加減にしてほしい。
依奈は泣きそうになり、足で悠真の腹を軽く押して、力が緩んだ所でばっと離れた。

「さすがだな」

「っ、ばか///な、なんで、キスするの…」
優しいと思って油断した。


「俺はお前に惚れてんだよ」
恥じらいもなく堂々と良い放つ悠真にこっちが照れた。

「別に、てめぇがブスでも美人でもどうでもいい。」

依奈はぽかんとした。
美紅はキャーキャー!とはしゃいでいる。

「で、でも…」
あたしは…どうすればいいの?

「別に今すぐに返事くれなんて言わねえよ。」

それだけいうと悠真は立ち上がる。
いつの間にか食べ終わっていたらしい。

悠真はリビングをでていった。
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