アズライト

−着信:Asura:−


「…………」




ピッ

「 はい 」


『こんばんは
落ちたみたいだから電話した

今日はごめんな
仕事場だったんだろ 』


「まあね でも終わってタバコすってたとこだから 」


『そっか 』



「アズから電話来た?」


『こね〜』


「あいつ19だったんだな
知ってた? 」


『ああ Seroの誕生日会、城の広間借りてやった事あるんだけど
皆の誕生日もやろうって予約出すんで、全員の日にちと年齢、聞いたからな』

「ホントかわからんでしょ」

『Seroとアズに関しては、本当だと思うぞ』


「なんで? 」


『ん〜… 他の年代はわからないけど、俺と同じ年代語ってても、親しくなってくるとそこそこ年代ネタでるじゃん
嘘だと分かるんだよね

自然な同世代ノリってあるしさ』

「それはあるな 」


『Seroに関しては
俺携帯知ってるんだ

話した事あるんだけど、本人だったよ 』


「本人 ? 何が ?」

< 54 / 309 >

この作品をシェア

pagetop