アズライト
−着信:Asura:−
「…………」
ピッ
「 はい 」
『こんばんは
落ちたみたいだから電話した
今日はごめんな
仕事場だったんだろ 』
「まあね でも終わってタバコすってたとこだから 」
『そっか 』
「アズから電話来た?」
『こね〜』
「あいつ19だったんだな
知ってた? 」
『ああ Seroの誕生日会、城の広間借りてやった事あるんだけど
皆の誕生日もやろうって予約出すんで、全員の日にちと年齢、聞いたからな』
「ホントかわからんでしょ」
『Seroとアズに関しては、本当だと思うぞ』
「なんで? 」
『ん〜… 他の年代はわからないけど、俺と同じ年代語ってても、親しくなってくるとそこそこ年代ネタでるじゃん
嘘だと分かるんだよね
自然な同世代ノリってあるしさ』
「それはあるな 」
『Seroに関しては
俺携帯知ってるんだ
話した事あるんだけど、本人だったよ 』
「本人 ? 何が ?」