かえりみち
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教室の一番前で島田幸一が、数人の生徒を前にチェロを弾いて見せている。
弾き終わると、生徒の間から感嘆のため息が漏れた。
「・・・という感じで、ちょっと弾いてみましょうか」
幸一が指名した一人の生徒がチェロを弾きだした。
後ろでその様子を見ている安川。
ちらりと、窓の外を気にする。
窓からは、校舎が取り囲む広い芝生の中庭が見える。
その向こうに古い講堂が立っている。
教室の一番前で島田幸一が、数人の生徒を前にチェロを弾いて見せている。
弾き終わると、生徒の間から感嘆のため息が漏れた。
「・・・という感じで、ちょっと弾いてみましょうか」
幸一が指名した一人の生徒がチェロを弾きだした。
後ろでその様子を見ている安川。
ちらりと、窓の外を気にする。
窓からは、校舎が取り囲む広い芝生の中庭が見える。
その向こうに古い講堂が立っている。