恋光をさがして~番外編~


「麻美の話聞こうと思って」


美鈴が私の家にきてからの第一声。


泣きつかれた私に、美鈴は優しく話しかけた。


美鈴が何故私の家に来たか正直わからなかった。


でも、美鈴は私の気持ちを知っていて心配してくれてる。


話したことなんて、全くないのに。


影から応援してくれていたのね。


「1人で解決しようとしたらダメだよ」


頼っていいの?


1人で解決しなくていいの?


「何のために私がいると思ってるの?」


私は・・頼りたい。


私の気持ちを、聞いて欲しいの。



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