デスゲーム
「すまん、思い出した。はあ、怖くなかったか?…俺の事嫌いに…」

「嫌いになんてなれません。少しは怖かったですけど…。私はあなたの彼女です。あなたの色々な面を見て、悪い所を治すのも、私の役目ですから」


笑顔をくれると俺まで笑顔になる。例えどんな状況でも。雫は凄いや、俺の事何でも受け入れてくれる。


「あの…服を脱いでくれますか?傷の手当てがしたいんです」


雫の傍らには救急箱が。寝ているうちにしなかったのは、変な誤解を招かないためだそうだ。


「あ…あんまりジロジロ見るなよ」

「すっ、すいません。見るの初めてで…」


お互い顔が赤くなる。何で何度もチラチラ見てくるんだよ。服の下は、何ヵ所かあざができていた。


「そういや俺が中村倒した後どうなった?うまくいけそうか?」

「はい。黒崎さんが隼人君を止めてくれて、ここまで送ってくれたんです。勝負は私達の勝ち。

実家の方は明日電話してみます。問題は全て解決しました。えへへ、ありがとうございました」


今までの話を、雫が話せる範囲で全て聞いた。どうやら黒崎が更に中村を脅したようだ。
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