赤い糸はイチゴ味。
神楽はそんな男子達に目もくれず淡々とお弁当を食べている。




意外に手強い奴!?




確かに神楽って男子とか興味なさそう。





「神楽ってモテるんだね」



確認のため聞いてみた。




「へ?よく男子に話し掛けられるけどモテないし!!」



やはり自覚なし…。




「でも彼氏はいるよ♪今連れてくるね」




「なッ……!!」




こんな可愛い子に彼氏がいないのがおかしい話だけど本当にいたんだ。




誰も見たいなんて言ってないのに神楽は席を立ち廊下へと消えていった。





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