赤い糸はイチゴ味。
待つこと10分…。




金髪の男子と腕を組みながら爽やかスマイルで神楽が登場した。





「お待たせ〜♪彼氏の篠原 郁斗(シノハライクト)だよ」



「初めまして〜篠原でっす!」





いかにもチャラ男って感じのイケメン。



あたしはこの手の男子が苦手。




今のあたしの顔は絶対に引きつっている。





「君が転校生!?可愛いねッ」




「〜〜〜〜(引」





篠原くんがあたしに伸ばした手を必死に避ける。




篠原くんと神楽はポカーンとあたしを見ている一方であたしは対象的に警戒心バリバリで睨み付ける。




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