狼王子に監禁されて




「失礼いたします
お食事をお持ちしました」




日斗出さんの
手には
オボンに乗った
洋風の夕食が乗っている。





「あ…
ごめんなさい
今日も食欲がなくて…」





日斗出さんは
あたしの言葉を聞いて
大きなため息をする。





「最近何も食していませんね…
一体どうしたんです?
美しかった肌が
こんなにも痩せこけてしまっていますよ?」








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