狼王子に監禁されて




「じ…じゃあ、あたしも」




「亜子は洗濯物を片付けてからよ!!」





伊藤さんはそう言って
あたしを睨み付けてから
部屋から出ていった。





「頑張ってね」





マリさんは
無表情であたしに手をふり部屋から出ていった。





「あたしなら
ここにいるけどね…」





まぁいいや
探しても顔も知らないと思うし。
てかあたし一人居なくなったって
メイドさんとかたくさん居るんだからいいじゃん。








< 88 / 379 >

この作品をシェア

pagetop