双子の姫達






『ど〜も〜♪』







「超可愛いじゃん!」

「カッコいい!!」

「転校生、超大当たりじゃん」

「金髪だー」

クラスメイトが
口々に騒ぎ始めた。







あぁ…


転校生だったんだ。








朝会ったあの2人。





担任が騒ぎだした生徒を静めて

担任「とりあえず自己紹介しとこうか」と言った。





2人は


『望月 智(モチヅキ トモ)です。姉です。』


『望月 バンビ(モチヅキ バンビ)弟です。僕ら双子なんでよろしく〜』



担任「大阪の学校から来たばかりでまだ関東に馴れてないみたいだから、色々教えてあげなさい。」



「「「「「「はーい!!」」」」」」」




担任「そうそう、ウチのクラスにも双子がいるんだ。」







いいよ先生、言わなくても。






バ「まぢで!?どこ〜?」






担任「さっき会った委員長とあそこにいる女子が双子なんだ。」






とっさに顔を伏せてしまった。


なぜだか条件反射で…。




智バ「「あぁーっ!!」」











まず、あたしが驚く前に周りのクラスメイトが驚いてます。

「何で栗村知ってんの?」

「は?栗村うざー。」



また口々に騒ぎはじめた。
担任は「やめなさい!!」と言っていたが止まらない








止めたのは彼だった。




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