ヤンデレストーカー女日記(短編)
「それで?」



「『仕事があるからしばらくはメールも電話も返さない』って送って、アドレス変えた」


「根性あるのね…。あたしだったら怖くて外歩けないよ」



「大丈夫大丈夫!いくらなんでも、東京のこの家になんて来れねぇだろうし」



「はあ……そうね。そろそろ寝ようか?」


「ああ。明日も早いしな。朱美、お前何時起き?」


「寿と一緒。6時」


「わかった。おやすみ」



「ん、おやすみ」






そう言って眠りにつこうとしたそのときだった。







「ああァぁあああああぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」






外から奇声が聞こえた。

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