初雪といっしょに見守ってる
ニコニコと笑い、瞼をゆっくりと閉じる空。
俺は、地上を見て、またゆっくりとゆっくりと、口を開いた。
ねぇ、雪乃。
俺たちの出会いを覚えてる?
俺は島根からの転入してきた。しかも1年が始まって2ヶ月とあって、浮いてた。
そんな俺でも興味があったのはバスケ。
だから、すぐに入部することを決めた。
五反田先輩はすっごい優しくて、そんな先輩から誉められると、めちゃめちゃ嬉しかったんだ。
でもやっぱり俺は初心者で、シュートもなかなか決まらない。
だから、朝練がない日も、朝練を始めた。
そんなある日現れたのが、雪乃――君です。