脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「何でカエルがここにいるんだ?」
近寄って、一応全身をチェックする。
口の開き具合も、背中のチャックも、アイツと同じくらいの背丈も、
「間違いないよな」
うちのカエルだ。
……うちの、なんて言っちまうあたり、オレの頭もアイツに毒されつつある。
「ごめんねぇ、ナオちゃん」
再び謝った留美を振り返ると、その隣で頭を押さえつけられた妹が首を垂れた。
「この子が持ってたのよ」
「あ?」
「だってさ、出したクリーニング店を忘れるなんておかしいなって思ったのよ。
ま、仮に忘れちゃったとしてもさ、いつまでも取りに行かなかったら店の方から連絡くるのが当然でしょ?」
「言われてみればそうだな」
「それで、確認の電話をしたのよ、この子に。ちんちくりんから電話あった後にね。で、この子に問い詰めたらさ、」
ほら、と言った留美に軽く頭を叩かれた妹が顔を上げて唇をとがらせる。
「自分でちゃんと説明して謝りなさい」
「……あたし、流川さんと唯衣さんがうらやましくて。自分が今まで好きになった人はみんな浮気してばっかりで」
肩を落とした妹はため息をついてつぶやいた。