脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+

「何なんだよ、作戦会議って」


「今日、ちんちくりんって夕方過ぎまでバイトらしいのよ」


「だから何だよ」


「それが終わるころを見計らって電話しようと思ってたんだけどさ。カエルが見つかったって。
香穂に届けさせようと思ってたんだけど……」



「別にオレが持って帰るからいいよ」


「サプライズを用意してあげない? ちんちくりんに」


「は? サプライズ?」


「そう、サプライズ」



うなづいた留美は、



「あの子、ナオちゃんが帰ってきたこと知ってるの?」


「いや。まだ連絡してねーから」


「じゃあ、なおさらイイ考えだわ」


「だから何なんだよ。その考えって」


「一度にカエルもナオちゃんも帰ってきたらさ、ものすごく喜ぶんじゃない? ちんちくりん」



すごくイイことでも思いついたように目を輝かせている。



「パーティしましょうよ。クリスマスのやり直しってことで」


「パーティ?」


「あの子ひとりで寂しがってたでしょう? だからパーっとやってやりましょうよ、今夜」


「別にいいんじゃねーか、そんなことしねぇで。第一クリスマスだって終わってんだから今さらパーティやっても仕方ねーだろ」


「だから。やり直しって言ってるじゃないの」


「やり直し、か」



オレがしぶっていると、留美は軽くほほ笑みながら話を続けた。


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