脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「ねー、なんで?」
「……」
返事に困っていると、
「まさか……」
ぐるりと振り向いたコイツは、
しげしげとオレの顔を眺めている。
「う~ん……」
「……何だよ」
「でもね。まさかね。流川、白いヒゲなんて生えないもんね」
「……」
疑うところが違うんじゃねーか、それ。
「コスプレなんてしそうにないし……」
「するわけねーだろ」
「だよね。私てっきり……。あ、太ももに手形もあったよ」
「ずいぶん凝視したんだな」
「だっ、だって、目の前に、あるんだもんっ」
「お前のせいだぞ? 寝ボケてつかみかかってきたんだからな」
「そ、そなの? ごめん。キレイなお尻と足なのに……って、やーーーっ!」
「バカか」
また興奮してやがる。
まあ、とりあえずここは切り抜けられたってことで良しとしとくか。