モドリミチ
ヒワズウタ




耐え切れないほどの恐怖

気が遠くなるほどの孤独




もどり道は いまだに赤く

進む足は いつまでも震えていた




はりつめた水面を いつまでも憎んでいたように




水岸を埋めた桜




あなたと見たかった

あなたと見ていたかった

 
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