彼氏キケン地帯



うわ…こえー…


口の悪い人達だ。



近くで見たら、思ってたよりも目つきが悪かった。


下から睨めつけられてるから、そこまでビクビクしなかった。


もともと身長は大きい方だし。


…たぶん、150センチ前後くらいの子だろうか。

その子たちが階段を登りはじめたから、あたしは後をついて階段を登った。


うわ。パンツ見えてますよ。



心の中だけで教えてあげた。



この子たちは、みんな可愛くメイクしてるし、スカートだって短い。


髪だって巻いたりしていて、すごくオシャレ。


この子たち…みんな、尚のことが好きなのかな。




―…ガチャ



その子たちについて行くと、そこは屋上だった。



「っ?!いた…っ」


屋上に出たとたん、四人のうちの誰かに壁に向かって突き飛ばされた。




「調子こいてんじゃねえよ、ブス!」



壁にぶつかった肩の痛みに続いて、頬を叩かれた。



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