勝利の女神になりたいのッ!番外編




「私は崎山紫衣です。」


「私は清川芽衣です。二人とも高校を卒業したばかりでここへは卒業旅行のために来たんです。」



ドキドキと激しく打つ心臓になすすべもなく、話し出した彼女の声を聞いた。


崎山紫衣。



紫衣.....。



どうしてだか懐かしい感じがする。


初対面の女になぜ懐かしさが込み上げるのだろう....。


睡眠不足だからか?


やっぱり嶋田にも運転させておけばよかったと関係のないことを考えていた。






「そうなんだ。じゃあ4月からはうちの大学に?」


「はい。二人とも無事合格しました。」





同じ大学....。


それを聞いただけで俺の熱くなる感情はなぜだ?



隣の女に俺も話しかけなければと思うけど言葉が見つからない。


それどころか俺のこの体の燃えるような熱さを押さえるすべを教えて欲しい。


いったい俺どうしたんだ?











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