勝利の女神になりたいのッ!番外編
頂上について嶋田と女は散歩に行くと車をおりていった。
おい!!
友達放っておいていいのか?
俺だって男だぞ!!
口に出せなかった言葉。
車から離れて歩いていく嶋田が女の肩を抱き寄せて振り返って俺にむかってウインクしていたんだ。
そういうことかよ.....。
いつもそうだ。
だけど今回はいつもの俺じゃない。
押しつけられたのは同じだけど心が違うんだ。
俺の気持ちがいつもと同じじゃない。
女の寝顔を見ながら俺は信じられない自分の変化を潔く認めた。
俺はこの女に一目惚れしたんだ。
一瞬で俺の心の中をかき乱す女。
初めての経験に戸惑い認めるまで時間がかかりすぎた。
だけどまだ遅くないだろう?
俺は紫衣が好きだ。
認めてしまえば胸のドキドキも体の熱もおさまった。