勝利の女神になりたいのッ!番外編



そんな俺たちの会話に痺れを切らしたのか嶋田が割って入ってきた。





「紫衣ちゃん、石野は歴史にとっても詳しいんだ。だから知らないことのほうが少ないよ。」





「そうなんだ。紫衣も歴史大好きだから良かったね。」





歴史が好きなんだな。


今までも歴史が好きだという女と話す機会があったが俺の好きな戦国時代の話を好む女はいなかった。


大体が平安の貴族の時代を好む女が多い。


源氏物語の影響なのか、俺には興味を持てない話が多かった。




「石野さんはどの時代が好きなんですか?」


「戦国。」


「はぁ、戦国…。」




意を決したように俺に話しかける女。


そんなに必死にならないと話せないなら話しかけなくていいのに...


ちょっと彼女の反応に傷ついた。


そうさせているのは俺なのに...。




そのまま彼女はもう俺には話しかけようとすることなく窓の外を眺めていた。





暫くするとスースーと彼女の立てる寝息が聞こえてきた。


寝てるのか?











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