女シャブ売人人生-波瀾万丈な一人の女の物語-

『売人ゆか』と『売人えりな』に…

私とえりなは女売人としてお互い別々の売人としてやっていく事になったのはその時からでした。『売人ゆか』『売人えりな』として…
個人業者としてシャブ屋の女売人の生活が再び別々に始まった。
以前と違うのは別々になり私の先とは一切直接な取引きをしないという事だけ約束して貰った。
えりながシャブ屋として仕事を続けていくと決断したのを聞き私はそう言葉したのです。
やはりシャブ屋としてこの世界に足を踏み入れた私にもプライドもあり、この世界にえりなを引きずり込んでしまいドッポリはまっていくえりなを止める事ができないまま代理で任せていた責任もあったから。
実際にJ君との事も私を飛び越えてたえりなに対し信用できたかといえばわからない。
しかしお互い別々になり売人としてやっていく上での約束は飛び越えられない裏世界の怖さ位はえりなも短期間のうちに薄々感じているのは伝わっていた。
…私の存在。
…私と先の付き合い関係…その中での信頼関係。
仮にえりなが飛び越えて私の先や周り関係に連絡してもすぐ私に連絡が来るという事を…
それは妊婦中からメインの先を一本に絞り他に浮気する事なく真っすぐ一本でやって来た私と先との自然に生まれた信頼関係であったのです。
それだけにえりなが飛び越えれない状況も私にはわかっていたのです。

何か意地悪してる様な気分だった。
しかしこれは当然な事でありシャブの売人としてのルールだった。
普通に平気で飛び越える人は多い。
だって所詮シャブの世界でポン中のドロドロの世界だから、まともな判断する方が少ない。

しかしシャブ屋を短期間しか知らんえりなはまだまともに判断できる考えは残っている事が私にはわかっていた。
私の見える範囲だけではわかっていた。
しかし私が見えない範囲でのえりなは考えれないほどにエスカレートしている事を一本の電話から知ってしまう事になったのです。
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