*彼、許婚*
そして、そんな事を平気で言う心も怖い
俺が何かしたら直ぐ顔を赤くするくせに
まあ今も十分顔は赤いんだけど
「...本当に大丈夫ですか?」
「大丈夫大丈夫!ちょっと考え事してて」
「考え事?」
眉間にしわ寄せながら
急に悩みだす心
そして数十秒...
『あっ!』と大声を出して立ち上がった
「もしかして、今日涼太さんに何か言われたのですか??」
「涼太に?いや、違う」
心の体についてなんだけどね。