窓に影2
このアドレスにあの画像を送られては最後。
私と歩の関係はさすがに終了してしまう。
私は画面を戻して
〈わかった。空けとく〉
と返信した。
聡美は諦めたようにため息をついた。
「何されるかわかんないよ?」
「歩に知られるよりましだもん」
他に方法はない。
聡美は絶望に肩を落とす私の肩に触れ、力強く告げた。
「西山に全部話しなよ」
「え?」
「全部話せば画像が送られてきてもわかってもらえるって。それで解決じゃない」
確かにそうかもしれない。
こうなった経緯を説明して、不覚だったことを謝れば、歩だってきっとわかってくれる。
本当は知られたくないけど、心配なんてかけたくないけど……きっとそれがベストな選択だ。
「うん、話してみる」