君の隣
あれ?
なんかたくさん人がいる…柄の悪い黒塗りの車もたくさん停まってる。
何かあったのかな?
裏口から入ればいいものをそこまで頭が回らなかったのか正面突破で行く事にした。
「ったく暑苦しいなぁ」
あたしはバレないようにひっそりと行くようにしてたのだが…やはり普通に無理があるようだ。
ザワザワザワ
『なんだ?あの女』
『瀧川組の女か?』
『結構いい女だな』
こんな会話がちらほら聞こえる。