君の隣


「おい」



「あぁ゛?」


顔を上げると川野辺がいた。



「んだよてめぇかよ暇な奴だな」


「なっ!てめっ…」



「あんだよ…なんか文句でもあっか?」


「お前さ………怖くねぇの?」


「は?」


何を言いだすと思えば…。

「お前これから何されるかわかんねぇんだぞ?」


「んな事重々承知」


「あっそ!」


「お前さ話しかける相手間違ってね?普通さ龍牙に話しかけんだろ」


「だってアイツつまんない」



「……………は?」


「お前のが興味あるし」


「へ?」


「それだけだ………。」



それだけ言って立ち去っていった。




< 57 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop