君の隣
「んぁああぁぁ゛!?」
ガタガタガタン
龍牙は椅子から転げ落ちた。
「てめぇ寝起きわりぃんだよ」
「お前が………起こしてくれたのか?」
「まぁ一応な」
「はぁ〜…………見た?」
「何を?」
「あ〜の〜俺が起きるまでの失態……」
「おぅ!バッチリな!可愛かったぞ〜?『だぁりぇ?』とか言っちゃったりしてなぁ〜ぎゃははは!」
「うるせ〜な!///」
「照れるなって!」
「最悪なやつに見られた…」
このあとあたしが龍牙をからかいながら帰ってったねは言うまでもない。