24/7~キミを想う~【完結】

「アリサどうしたの?ご飯は?」


母もあたしの異変に気付いたのか、部屋の扉を遠慮がちにノックした。



今は何も食べる気になどなれない。


ユーヤとアヤのことを考えるだけで胸が張り裂けるように痛み、呼吸がままならない。


「お腹がすいたらおりてきなさいね」


母はそれだけ言うと、再び一階に下りて行った。



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