秘密な契約と掟破りな愛【最終章】
「明日はお仕事、午後からよね?」
「ああ。夜勤だからな」
「じゃあ…夜更かししても大丈夫よね」
ニコッと微笑むと慎矢さんのゴツゴツした手をそっと握った。
何だか今日はしたい気分だわ。子供達もぐっすり眠ってるから…今から私達の時間。
「寝室行くか」
「ええ。連れてって?」
「フッ。甘え上手だな」
慎矢さんは鼻で笑うと、私をお姫様抱っこをして寝室へと入る。
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