秘密な契約と掟破りな愛【最終章】
慎矢さんはいつ、どんな時でも私が求めたら必ずこたえてくれる。
私も同じで慎矢さんから求められて拒否した事がない。
もちろん子供が優先だから、時間あったらの話しなんだけどね。
私達は大切な家族であり、男と女でもあるから。初心をいつまでも忘れたくないわ。
「声我慢出来るのか?」
「慎矢さんが手加減してくれるなら」
「さあ、どうだろうな」
私へ覆いかぶさると悪戯な笑みを浮かべる慎矢さん。いつも意地悪なんだから。